FDN-CC166ALを買ってみた。

FDN-CC166AL-1

 武田産業の16インチ折り畳みチャリ。断じて自転車ではない。呼ばせない。特徴としてはタンナスのノーパンクタイヤを採用している。

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 私はもう10年近くリカンベントで通勤しているのだが、やはりちょっと数キロの(蔵前~秋葉原)距離を400kmや600kmに挑戦している自転車でちょこまかお使いするのはいろいろと不都合がある。そもそも私はリカンベントがカッコ悪いと思っている。恥ずかしい。できれば乗りたくない。あまつさえリーマンスーツで乗りたかない。結構服も高いのだ。じゃあなんでそんな乗り物で嫌々毎日通勤しているかと言えば安全だからだ。他に理由はない。全くない。都内の靖国通りを自動車と同じ流れで走る乗り物としてどの車(K12マーチ、RZ50、SR400、CBR250R…)よりも安全だと実感している。できれば、リカンベント・ローレーサーが一番の、究極の、安全な乗り物なのだが、やはり折り畳みができツーリングもこなすazub origamiが今一番好きなので乗っている。

 毎日隣を走り抜けていくベンツやBMWを見ながらあんな危険な乗り物で通勤しなくてはならないなんて…なんてかわいそうな人たちなんだ!本当に心の底からそう思いつつ通勤している。

 しかし、以上はリカンベントを所有したことがない人に話しても意味のない話なので本題に戻る:会社のチョイ乗り用途に自転車もどきのチャリ(盗みを意味する非常に汚い単語なので以後使用しない)を購入したよ~。というのが本件の主題である。お値段およそ2.5万円。普通のバイク(自転車の意味)でチェーンとタイヤを交換したら吹っ飛ぶ金額だ。

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 見た目はまあまあ良さそうだがまずこのステム周り。このステム上下の調整は買ってから廃棄するまで一切しないであろう。なぜなら写真のが一番下がっている状態なのだが、ちょっとでも上げたら即ママチャリ・ポジションになってしまうからだ。

 購入して、宅配業者から受け取って、梱包といて、まず最初に見る・触るステム。この時点でロードバイク等マトモな自転車を所有している人なら「あ…(察し)」と気が付く。基本的ジオメトリからFDN-CC166ALはそんな製品である。「結構使えるじゃん」とは思うけれど、FDB140よりはハッキリ潔く質を落として組まれた製品だ。それはそれでいいのだが、それでお値段が同じ位なので、ウーン、誰が買うの?今まで話題にならなかったのも当然か。しかし、会社に置きっぱなしバイクとしてはどうだろう?ここで生きるのがノーパンクタイヤだ。誰も省みない。メンテしない。それでもそこそこ動く。私、今回の買い物はかなり成功したと思ってます。

 で、ステムの折り畳み機構であるが、まあいろいろ言いたいことはあるけれども、まあ実用上問題なく機能する

 そして、メインフレームの折り畳み機構であるが、固い。女性社員だと折り畳めないかも。しかし、まあ、そもそも11kgという重さだから専ら扱うのは男性社員であるし、つまり実用上は問題がない。以下これの繰り返し。

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 シートクランプ。マトモに使おうとするとあまりにチャチな造りなので下手するとクルクル回ってしまう。が、しかし気持ちを落ち着かせて使えば実用上は問題がない。ちゃんと固定される。

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 泥除けが付いている。糞生意気にも前後ともちゃんとフラップがついている。Vブレーキは聞いたこともないメーカーだが実用上は問題がない。30km/hなんて出さなければ、ちゃんと停車する。全体的に見て不安なのは樹脂の耐久性ぐらい。これで注油みたいな最低限のメンテの真似なんてしたら結構長い間使えるんじゃないかと思わせる造りになっている。

 amazonでポチって業者は「ホームショッピング」というところらしい。ワイヤの処理はちゃんとしていた。(なんか値段上がってるな…色違いは3万円弱の製品がまだあるみたい)

 そう言えば残念だったのは右ペダルあるいは右クランクのネジ山がイカれててペダルレンチがないと回せなかったこと。ド素人が買ったら自転車屋持ち込みじゃないかなあ。それ以外は合格点。

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 16インチで重さ11kgというのも良い。会社のエレベーターに持ち込める最大サイズ&重量だと思う。18インチや20インチはやっぱりスポーツもこなせる本格的自転車用サイズであって、会社で置きっぱなしのママチャリみたいなシロモノ向けではない。重さについてもこれ以上軽くなるとお値段が跳ね上がってしまう。

 最後になったがタンナスのノーパンクタイヤの走り心地は確かに重い。だがこの「重い」という感想は普段80PSI以上の、自動車の3倍以上の空気圧のスポーツ自転車に乗っている人の感想であって、20~30PSIあたりのふわふわ感。ママチャリの乗り方をする人向けを目指したものだと思う。

 だもんで、時速15kmとかで走ると(ママチャリに乗っている人は普通だと思うし、スポーツ自転車に乗ってる人にとっては)重い。ところが意外と時速30km出すと、よりいっそう、もうメチャクチャ重くなるかな?…と思ったら結構走る。普通の空気圧が低いクリンチャータイヤとはなにか、やっぱり感触が違う部分がある。ちょっとこの辺はもう少し乗ってみないと分からない。(まああまり時速30kmで走ることはないと思うが)

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